[販売終了] Socomec MASTERYS Green Power 2.0 UPS (10-40kVA)

Green Power 2.0 UPS 10-40kVA グリーン・パワー無停電電源装置

(販売終了のお知らせ) 本モデルはMASTERYS Green Power GP4シリーズに移管されました。
200–800kVA機はこちらをご覧下さい

妥協のない高効率を実現

VFI-ダブルコンバージョンモードにより、50%負荷時においても効率は96%です。高効率なので電気料金の削減に加えて、バッテリーの数を削減できるのでTCO削減に貢献します。

Green Power 2.0 UPSは、発電機やスイッチ、保護装置などが上流にあっても対応できるよう最適化されております。

国際的な認証機関において、あらゆる負荷や電圧状況においても高効率性が証明されております。また主電源にいかなる障害が発生しても負荷を総合的に保護します。

特徴

■kVA=kWとは、UPSの容量が供給できる電力なので、TCOを削減できます
■最新世代のサーバーに対応し、ディレーティングなしで、進み力率0.9の負荷に対応し、ダウングレードなしで電力を供給します。

■本機は、最高35℃の環境でもフルに性能を発揮し、力率0.8のUPSを比べて25%、力率0.9のUPSと比べて11%も多くの電力を供給できます。

■低負荷でも高効率を維持するので、並列および1+1システムでの高機能+省エネを実現します。

その他、標準機能・装備

■二重入力電源対応 ■カラーグラフィックディスプレイ ■拡張通信スロット2基
■ 内部保守バイパス内蔵 ■ Modbus TCP, Modbus Jbus RTU
■ 逆流保護:検知回路内蔵 ■ LANインターフェース

豊富なオプション

■ 外部保守バイパス ■ 絶縁変圧器 ■ 接点インターフェース
■ 外部バッテリーキャビネット ■ 並列キット(最大6台まで) ■ WEB/SNMPインターフェース
■ 追加バッテリー充電器 ■ STSなどと同期するACSシステム
■ 外部温度センサー ■ 遠隔監視パネル

仕様概要

MASGP10-40

Socomec MASTERYS IP+ UPS 10-80kVA

Socomec MASTERYS IP+ UPS 10-80kVA

過酷な環境でも高い信頼性を発揮

Socomec MASTERYS IP + UPS 10~80kVA hontai

最も過酷な用途向けに設計

■工業プロセスを保護するための設計。
■絶縁変圧器と統合バッテリーによるコンパクトなソリューション。
■堅牢な筐体(2ミリ厚の鉄板フレーム)。
■フロアにアンカー固定(転倒防止)。
■簡単に交換できる防塵フィルターで過酷な環境においてもIP31・IP52(オプション)防護レベルを実現。
■定格入力電圧に対し-40%~+20%までの幅広い電圧に対応。
■UPS国際規格IEC62040-2の倍のEMC耐性。

高い作業性と拡張性

■入出力ケーブル配線、部品交換、予防保守は本体正面から作業可能。
■最大6台を並列利用できる高い拡張性と優れた冗長性。

産業ネットワークへ容易に統合

■IGBT整流器により入力力率0.99と入力電流高調波ひずみ3%以下を実現。
■陰極式鉛蓄電池(Open Vented Lead Acid) 、密閉式鉛蓄電池(Valve Regulated Lead Acid: VRLA)、およびニッケルカドミウム電池に対応。
■簡単操作の多言語インターフェースとグラフィック・ディスプレイ。
■あらゆる産業通信需要にこたえる柔軟な通信基板 : ドライ接点、MODBUS、PROFIBUS等に対応。
■発電機対応。

工業負荷に対応
●100%非線形負荷
●100%不平衡負荷
●100%「6パルス」負荷(モーター・スピード・ドライバー、溶接装置、電源装置等)
●モーター、ランプ

標準電気仕様
●二重幹線入力
●内部保守バイパス
●逆流防止検知回路
●EBS(Expert Battery System)によるバッテリー管理

UPSとバッテリー
Socomec MASTERYS IP+ UPS 10~80kVA backup-hyo

電気オプション
●長寿命バッテリー
●外付けバッテリー・キャビネット(最高IP32の防御レベル)
●外部温度センサー
●追加バッテリー充電器/変圧器
●並列キット
●コールド・スタート
●ACS同期システム
●ニュートラル無しの幹線用にニュートラルキット
●熱帯環境及び防食対応 電気基板

標準通信機能
●多言語グラフィック・ディスプレイ
●ドライ接点インタフェース
●MODBUS/JBUS RTU
●内臓LANインタフェース(ウェブページ、電子メール)
●通信オプション用スロット2個

通信機能オプション
●リモート・ミミック・パネル
●PROFIBUS
●MODBUS TCP
●NET VISION : UPSモニタリングと複数OSシャットダウン管理用WEB/SNMPインタフェース(英語)

 

技術仕様

MASTERYS IP+ 無停電電源装置
Sn[kVA] 10 15 20 30 40 60 80
Pn[kW]-三相入力/単相出力 9 13.5 18 27 32 48
Pn[kW]-三相入力/三相出力 9 13.5 18 27 36 48 64
並列構成(1) 最大6台まで
入力
定格電圧 三相4線式400V(380/415V選択可能)
電圧許容範囲 ±20%(3)(定格電力50%単位で-40%まで)
定格周波数 50/60 Hz
周波数許容範囲 ±10%
力率/THDI(2) 0.99/<3%
出力
定格電圧 単相+N:230V(220/240V選択可能)
三相+N:400V(380/415V選択可能)(3)
電圧精度 ±1%
定格周波数 50/60 Hz
周波数精度 ±2%(発電機込みで1%~8%に設定可能)/自走運転時±0.01%
出力電圧歪率-線形負荷 <1%
出力電圧歪率-非線形負荷 <5%
過負荷耐量 125%で10分、150%で1分
クレストファクター 3:1(IEC 62040-3準拠)
ディレーティングなしの力率 最大0.9(最大0.7で10分)
バイパス
定格電圧 単相+N:230V,3ph +N:400V
電圧許容範囲 ±15%(発電機込みで10%~20%に設定可能)
定格周波数 50/60 Hz
周波数許容範囲 ±2%(発電機込みで1%~8%に設定可能)
環境
運転周囲温度 0℃~+40℃(最適なバッテリー環境は15℃~25℃)
相対湿度 0%~95%(結露しないこと)
最大高度 ディレーティングなしで1000m(最大3000m)
騒音値(1m) <52 dBA 55 dBA <65 dBA
UPSキャビネット (注:3/1=三相入力/単相出力 3/3=三相入力/三相出力)
寸法(3/1)W×D×H 600×800×1400 mm 1000×835×1400 mm
寸法(3/3)W×D×H 600×800×1400 mm 1000×835×1400 mm
重量(3/1) 230㎏ 250㎏ 270㎏ 330㎏ 490㎏ 540㎏
重量(3/3) 230㎏ 250㎏ 270㎏ 320㎏ 370㎏ 500㎏ 550㎏
防護レベル IP31/IP52(IEC 60529に準じる)
RAL 7012
規格
安全性 EN 62040-1(TÜV SÜD認可)、EN 60950-1
EMC EN 62040-2(第二版)
性能 EN 62040-3[VFI-SS-111]
製品 CE

APC Infra StruXure

APC Infra StruXure

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APC Infra StruXureとは?

products_infra_img02InfraStruXureは、ITシステムの進歩とそれを支える無停電電源(UPS)・空調インフラを統合します。
標準化されたコンポーネントで構成するモジュール型の為、電源・空調管理が容易です。電源、ラック、空調の3要素をラックに最適に統合化することにより、シームレスでしかも確実にユーザ固有の問題に対応したIT環境全体を構築できるインフラを提供致します。

APC Infra StruXureの特長

経済性

ラック内蔵型UPS、PDUを標準とした構成のため、最小限に初期投資、ランニングコストを抑え 運用コスト削減 を可能とします。

適応性・拡張性

無駄な設備投資を避けながら予測不可能な電力需要に対応。
※高い拡張性でビジネスの拡大に見合った投資を実現し、投資コストの有効利用と運用コストの削減が図れます。

管理性

InfraStruXure?はラックレベルでの電源監視と消耗部品の寿命予想ソフトにより障害が発生する前に問題点を捻出できます。

保守性

モジュール構造により保守を簡素化し、信頼性を向上させます。 ※UPSの運転を止めることなくモジュールの交換が可能なため、ダウンタイ ムを発生させません。

可用性

ゾーンプロテクション方式1)により、システム全体の停電を回避。人為的ミスによるリスクを最小限に抑えます。
1)1台のUPSがラック列単位で電源を供給し、1つのブレーカーが故障して も障害の広がりを防ぎます。

集中設置型の電源保護比較

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従来型電源保護での問題点

・ 不測のダウンタイムを引き起こす原因となりうる発熱量の高いエリアが存在する。

・ 電源、空調インフラの規模を適正化できず、無駄な初期投資と運用コストがかかる。

・ IT機器の実装密度の増大により、ラック内のケーブル配線スペースが不足している。

・ 電源、ラック、空調インフラが別々に運用されているため、運用コストが増大している。

・ 様々なITインフラの組み合わせの為、無駄なスペースが生じている。

・ システムが複雑で人為的ミスを生みやすく、また修理に時間がかかる 。

・ 電気分岐回路の過負荷により、ITシステムに不測のダウンタイムが発生する。

Infra StruXureソリューション

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・ ラック環境への効果的なクーリングと熱排出。

・ 高い拡張性でビジネスに見合った初期投資を実現し、投資コストの有効利用と運用コストの削減を図る

・ ケーブル管理と電源供給の為の十分な奥行きをもったラック。

・ インフラを統合化することにより、初期投資コストと運用コストを削減することができる。

・ ラック用に最適化した設計でスペースを有効活用する。(ラック内蔵型UPS、PDU⇒3.)

・ ラック上部にケーブルを配線することにより、床下の冷気の循環を良くし、熱による機器のトラブルを防ぎます。⇒1.

・  ゾーンプロテクション方式による電源保護⇒2.
※単一故障から他の複数の機器への被害を防ぎます。電流値表示機能により、予期せぬ過負荷によるダウンタイムを防ぎます。

過剰設備によるコスト

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従来型の電源、空調システムでは、5年~10年先までの電力需要を予測して、最初から完結したシステムを構築する必要がある為、急速に変化するIT環境には適していません。過小設備に追加費用を払うのも、利用率が低い過剰設備に高い経費を払うのも、コストが高くつく点では同じです。

規模の適正化によるコストメリット

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今日のIT環境では、電源容量と空調の条件がシステム(ゾーン)ごとに異なります。ラックに最適化した電源、空調システムではシステム(ゾーン)に見合った設計を行うことで、その重要度に応じたアベイラビリティ(可用性)の向上、ビジネスの拡大に見合った投資、適応性、最大限の効率化を可能にし、導入・運用・保守・メンテナンスにかかるコストを最小限に抑えます。

<統合化のされていないシステム>

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統合化されていないシステムでは、導入初期に故障発生率が高く、その後年数を経過する程に外部のサプライヤやベンダーなどへの依存度が増大し、設置コストや運用コスト、修理コストなどが増大します。

<統合化されたシステム>

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電源・ラック・空調が統合化されているシステムは、導入初期の投資コストを最小限に抑え、保守、運用にかかるコストも削減します。

代表的な構成例と製品の紹介

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電源(POWER)

1.Symmetra PX
2.ラック分電盤

ラック(RACK)

3.Net Shelter シリーズ

空調(AIR)

4.InRowシリーズ

管理(MANAGEMENT)

・APC Enterprise Manager

・Infra StruXure Manager

・Infra Struxure Central (ISxC)    追加?

電源(POWER)

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Symmetra PX

・ホットスワップ可能なパワーモジュール及びバッテリモジュール
・N+1冗長構成により、高いアベイラビリティを確保
・10kW~40kWまで必要に応じての拡張可能
・Power ViewでのSymmetra PXの監視、管理が可能

ラック型分電盤

products_infra_img08・ラックベースの省スペース
・出力分岐ブレーカーパネルにより最大2kW回路×3相を供給
・保守バイパスによりUPSを重要負荷から分離

ラック(RACK)

Net Shelter シリーズ

画像①<NetShelterシリーズ表 パンフレットより>

空調(AIR)

InRowシリーズ

画像②-1、画像②-2<パンフレットより>

管理(MANAGEMENT)

APC Enterprise Manager

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複数のInfraStruXureシステム及び個々のデバイズを全て集約して単一のコンソールから管理します。

Infra StruXure Manager

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InfraStruXure Managerは同一ゾーンに属する複数のInfraStruXureコンポーネントを管理する為に設計されたサーバ機器です。Webブラウザのインターフェイスを利用してリモート管理が行えます。(InfraStruXureを管理する為に必要なIPアドレスは1個のみです。 )

InfraStruxure Central(ISxC)

基本機能:

・物理インフラ機器のリアルタイム統合中央監視

・障害検知/通知

・カスタムレポート機能

・APCデバイスのファームウェア設定を一括制御

・マルチベンダーサポート

v6.0拡張機能:

・アラーム通知設定機能強化

・サマリーレポート機能

・ビル管理システム連携(Modbus TCP)

・全てのデータを外部連携(Web Service API)

画像③-1、③-2(パンフレットより)